お子様の癖

お子様にこんな癖(くせ)ありませんか?
お子様がふだんなにげなくしている癖。指しゃぶりや頬杖は不正咬合の原因になることがあります。
お子様をよく見てあげてください。ふだんからのちょっとした注意がよい歯ならび、かみ合せを守ることになります。

指しゃぶり・舌をよく出す

小さなお子様がよくしている指しゃぶり。成長の途中であるお子様にはこんなささいなことが不正咬合の原因になることがあります。指しゃぶりなどの癖が続くと奥歯をかんでも前歯がかみ合わなってしまいます。急がず、ゆっくり注意をしていけばこれらの癖は自然と治すことができます。癖が治らない場合は舌や唇の訓練を行うことも必要です。(筋機能療法)

頬杖

勉強をしているとき、テレビを見ているとき頬杖をついていませんか?頬杖は頭を顎で支えるため、顎が左右にズレてしまいます。もしお子様がよく頬杖をしているようなら、下記の図を参考にチェックしてみてください。顎のズレは背骨や首の周りの筋肉などに影響します)

1)まず軽く顎を引いて立ちます。
2)奥歯を軽くかみます。
3)チェックする方は目線を口と平行にしてください。
上下の前歯4本が綺麗な十字にそろっていますか?

チェックをしてみて気になるようでしたら一度ご相談ください。お子様の歯や骨は成長期にあり、矯正を始める時期に関しては適切な診断が必要となります。矯正歯科治療は早く始めれば良いというものではありません。一人ひとりの症状、成長を考慮した計画が必要となります。

その他のかみ合わせが悪くなる原因
かみ合わせが悪くなる原因は癖だけではありません。様々な要因が考えられます。

先天的な問題

背格好が遺伝するように歯ならびも遺伝します。必ず遺伝するわけではありませんが、もしご両親が歯ならびが悪く矯正歯科治療をされたことがあるなら一度、検査をしてみることをお勧めします。
歯ならびの遺伝ではなく歯の数が足りない、永久歯への生え変わりの異常などがある場合もあります。

食生活の影響

近年、お子様の顎の未発達が問題になっています。日頃から柔らかいものばかりを好む、よくかまずにすぐ飲み込んでしまうなどが原因としてあります。また、片側の歯だけでかむなども顎を支える筋肉の成長バランスが崩れ不正咬合の原因になります。
顎はの発達は顔のつくりや歯ならび、かみ合わせに大きな影響をあたえます。よくかむということは丈夫な顎をつくるだけでなく、脳へも良い刺激をあたえ胃腸などへの負担も軽減します。
かむということは食べることだけではなく身体全体の健康にとっても重要なことです。

虫歯・病気やアレルギー

虫歯を治療しないで放置していると痛みなどのために片側でかむ癖がついたり、早期に抜歯しなくてはならなくなります。片側でかむことは歯ならびを悪くし、早期に抜歯してしまうことにより歯が本来の位置からずれて成長してしまうなどの悪影響があります。
虫歯以外に慢性鼻炎などは鼻で呼吸することが困難になりどうしても口呼吸をしてしまいます。常に口をあけていることは歯ならびに決してよい影響はあたえません。
お子様は自分で癖を自覚しやめることは難しく、知らない間に歯ならびやかみ合わせに悪影響をあたえてしまいます。ご両親がお子様の歯をよく観察してあげてください。歯は一生使う大切なものです。もし少しでも気になることがあれば一度ご相談ください。